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XREAL Oneを買う前の注意点!後悔しないために知っておくべき事

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XREAL One など AR グラスが2025年に盛り上がりを見せる気配から、XREAL One の購入を検討している方も多いと思います。

XREAL One は前モデルと比べて劇的進化を遂げて、凄く良くなったのですが、購入前に知っておくべき点があります。

これらの注意点を全て知った上で、尚欲しいと思えるのであれば、買っても後悔しないと思います。

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すべてのパソコン、スマホで使えるわけではない

ケーブル1本で大画面!という謳われ方をしていますが、すべてのパソコン、スマホで使えるわけではありません。

せっかく買ってもあなたの持っているパソコンやスマホで使えなければガッカリですよね。

具体的には以下の条件に合致している必要があります。

パソコン・USB Type-C端子がある
・DP Alt mode に対応しているノートパソコン、または Thunderbolt3/4の端子がある
スマートフォン・DP Alt modeに対応しているスマートフォン

DP Alt mode とは USB Type-C 端子から映像出力に対応する規格です。USB Type-C 端子があっても、映像出力に対応していなければ使えません。

Thunderbolt3/4 の端子は映像出力に対応しているので使えます。

XREAL One を買う前に、あなたがお持ちのパソコンやスマホが DP Alt mode に対応しているか調べる必要があります。

DP Alt modeに対応しているかどうか調べるには?

ノートパソコンなら仕様表のポートの部分に書かれています。Thunderbold4 が搭載されている場合です。

DisplayPort Alt Mode 映像出力と書かれている場合もあります。

スマートフォンの場合は「お使いの機種名、DP Alt mode」で検索して調べてみてください。

Google Pixel シリーズなら Pixel8 以降で対応しています。

デスクトップパソコンはハードルが高い

デスクトップパソコンでも XREAL One を繋げられますが、ハードルが高いです。

そもそも USB Type-C 端子があるものが少ないです。

HDMI 端子があるなら、このようなアダプタがあれば XREAL One を接続できます。

パソコンの電源とは別に、このアダプタにも電源が必要です。アダプタも高価で、接続も面倒という事でハードルが高いです。

Switchは直接繋げられない

ケーブル一本で大画面とよく謳われますが、Switch は XREAL One を直接繋いでも映りません。

XREAL Hub というアクセサリが必要です。これを使って、電源に接続する事で XREAL One で Switch の画面を映せます。

パソコンがないとアップデートできない

定期的に安定性向上やバグ修正のため、ファームウェアのアップデートが行われますが、XREAL One は現状パソコンがないとアップデートできません。

スマートフォンではアップデートができず、XREAL One を買っても新機能の追加などの恩恵が受けられない事になります。

IPDが広い人はキレイに見えない

IPD とは瞳孔間距離の事です。瞳孔の中心を基点とした、左右の目の間隔を意味します。

瞳孔間距離は人によって異なり、平均値から離れている人はキレイに見えない事があります。

キレイに見えないとは、ぼやけてはいなくても映像が二重に見える場合があります。

適切な IPD が公表されているわけではないですが、IPD が70mmを超えると危険領域です。(筆者が70mm)

逆に IPD が狭くてもキレイに見えない状態になります。56mmを下回るなど子どもの場合はこれに当たります。

海外でXREAL One Pro の最低 IPD が57mmである事から

なので買う前に店舗などで体験してから買うのがベストだと思います。

視力が良くない人は追加費用が必要

視力が良くない場合、インサートレンズを購入して、専門の眼鏡店で度付きレンズをオーダーしないといけません。

1万円前後の追加費用がかかり、その眼鏡店も東京にしかありません。

ネット通販でも注文可能ですが、眼鏡処方箋が必要だったり、ハードルが高いです。

レンズに反射する

実際に映像が映る OLED ディスプレイはこのように斜めに角度がついています。

なので、XREAL One で映像を見ていると自分のお腹の部分当たりが反射して見えます。黒い服を着ていたら反射は目立ちにくいです。

海外で発表されている XREAL One Pro では反射を抑える仕組みが導入されているようです。

サングラスに比べたら重い

XREAL One の重さは82gで、普通のサングラスに比べたら倍以上の重さです。とはいっても、AR グラス界隈で考えると軽い方になります。

普通のサングラスだと思っていると、思わぬ重さに驚くかもしれません。

音漏れは普通にする

XREAL One のスピーカーは音響機器メーカー BOSE のエンジニアによるチューニングで、前モデルに比べると格段に良くなっています。

スピーカーはほぼオープンなので、普通に音漏れはします。

ただ、パソコンやスマートフォンのスピーカーのようにダイレクトに聞こえるわけではなく、ある程度は聞こえにくくなっています。

バッテリーは減りやすい

XREAL One は充電は不要です。何故なら接続したパソコンやスマートフォンから電源を引っ張ってくるからです。

スマートフォンに繋げたら、画面が2つ分になるわけですから、その分バッテリーは消費します。

XREAL Hub を使えば、充電しながらスマートフォンを使う事ができます。

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