
スマートフォンで電子書籍を読むのは小さくて見づらい…そんな事を思った事はありませんか?
それなら XREAL One のような AR グラスで電子書籍を読めば、大きくて見やすいのでは?という発想になる事もあるでしょう。
実際に XREAL One で電子書籍を読んだらどう見えるのかについて紹介します。
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漫画を読む場合
結論から言えば、設定によってはかなり大きく見えます。感覚的な印象になっていますが、スマートフォンで読むより10倍以上の大きさになっています。
ただし、一度にすべてが見えるわけではありません。

画面までの距離を近くした場合、視野角の問題で見えるのは半分程度となり、首を上下に動かして読んでいくイメージになります。
画面を小さくしたら全体が見えますが、その分文字が小さくなって読みづらくなります。

例えがこれは画面までの距離を7m、画面サイズ143インチにした場合の見え方です。大きさ的にはスマートフォンで見た場合と、ほとんど変わりません。

そして、こちらが画面までの距離を2m、画面サイズを143インチにした場合の見え方です。大きさ的には一目瞭然ではないでしょうか。
視野角の問題で半分しか見えませんが、感覚的に大型テレビに映すよりも大きく見えました。電子書籍を大きな画面で見たいがために、折りたたみスマホを試しましたが、それよりも遥かに大きいです。
XREAL One の電子調光機能でレンズを暗くしたら、周りはほとんど見えないので没入感が高く、集中して読む事ができます。
小説を読む場合
小説を読む場合も、設定によってはスマートフォンで読むよりも大きな画面で読めます。
小説の場合、電子書籍アプリで文字サイズの設定で大きくできますが、大きくするほど文字量が減ってしまいます。
XREAL One で見る場合、文字量はそのままで大きな画面で読む事ができます。

漫画と同様に画面までの距離を知覚すると、文字は大きく見えますが、視野角の問題で半分程度しか見えません。
小説は漫画と違って何度も上下に首を動かすことになるので、これは大変です。
だからといって画面までの距離を離すと、文字が小さくて読みにくくなります。

スマートフォンの画面を横にすると、XREAL One でも首を上下に動かさなくても読めます。
設定は画面までの距離が4m、画面サイズが143インチです。画面距離を3mにすると、もっと文字が大きくなりますが、その分今度は首を横に動かさないと読めなくなります。
ただ、小説の場合は視力が良くないと厳しいと思います。そうでなければ、インサートレンズを入れてよく見える状態にしておくべきです。
何故なら小説はすべてが文字なので、文字がぼやけたり二重に見えたりすると読むのがストレスで苦痛になります。漫画なら許容できても、小説は厳しいと思います。
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